ホドホドニ





                                             



 当人がいったいどういうきっかけで「そういう」関係に踏み込んだのか、まではミロの知る範囲
ではない。知っているのは獅子の方がいわゆる肉体関係を伴う愛情に目覚め、十三年以上もっとも
近しい間柄である隣宮の乙女座に同意を得て、…しかも同意が得られてしまったのでココロおきな
く一線を越えたらしい、という事実だけだった。
 まあ、そこまでは生温かく遠くから見守っておこうか、くらいでミロも大して気にはしなかった
だろう。男同士だという基本的な障害は(自分らも同様)どうでもよかったし、そもそもド真面目
な(例えば結婚を伴うような)恋愛は聖闘士には不必要だったので、女っ気の少ない聖域内ではむ
しろ「少しくらいのホモは目を瞑って知らぬフリ」な観念もあったりして。
 が、もともと暑苦しいくらい「仲間思い」の性質が強いミロは、アイオリアがどうやら持てる情
熱と体力(笑)のすべてを相手に注ぎ込んでハイパーモードになっているらしいことに気が付いて
しまうと、どうにもシャカが心配でたまらなくなってしまったのである。
 …というのも、ちょうどアイオリアが成功の雄叫びをあげに自分の処までやってきた直後から、
この二週間というもの、まるきりシャカを見ていないからであった。



 ミロは、その日とうとう意を決して自宮から出た。探す人物の小宇宙をいつになく丹念に辿りな
がら降りる。小宇宙はかろうじて感じた。だがもともと気配を殺すことに長けた相手の小宇宙は、
通常モードの時でさえ相当慣れなければ判りにくく(戦闘時には怖気が走るくらい強大なくせに)
淡泊で稀薄な感触を伴った。弱っているのか眠っているのか、それとも気配を潜めているのか、正
直判別はつかない。
「…アイオリアの方は…居ないな…でかけたか?」
 最初はアイオリアを訪ねるつもりだったが、肝心の「亭主」は留守のようだ。仕方ないのでシャ
カの無事だけでも確かめようと思ったのである。だが、天秤宮を過ぎた辺りでシャカではなくとて
も馴染みのある親友の気配を感じ、はたと空を見上げた。
 水瓶座のカミュだ。ちょうどいいタイミングで聖域に帰ってきたらしい。白羊宮辺りから気配が
強まり、昇ってくるのを感じた。ミロはそれに合わせてわざとゆっくりゆっくり石段を下りた。
 まったくイヤになるほど十二宮の階段は長い。
「…ミロ」
 カミュが獅子宮の入り口まで辿り着いたところ、柱の影で優しい友人が佇んでいるのを発見して
軽く目を見開いた。居る筈のない場所にいる彼を思わず怪訝な表情で窺う。
「下りて…きたのか。下に用でも?」
「いや、下ではない、ここだ。ちょうどお前が昇ってくることに気が付いたから、待ってた」
「ここ…? 獅子宮か? 私を待っていた?」
 ミロは、あからさまに照れくさそうな顔でがりがりと頭をかいた。言い慣れないことを言うとき
の彼のクセだ。いつもは凛とした顔立ちがそんなときとても子供っぽく可愛らしく感じる。
「余計なお世話だろうとは思うんだけど、やっぱ気になってさ。でも俺一人だとなんか気まずいか
ら…頼む、一緒に来てくれ」
「───シャカか。おまえはつくづく心配性だな…」
 呆れたようにも感心したようにも聞こえ、ミロは「悪かったな」と思わず返す。カミュはそれに
は軽く微苦笑して「誉めているのに」と呟き返した。
「しかし、獅子の居ない隙を狙うのか。後で知れたらどうする」
「俺だって余計な誤解をうみそうな状況はできるだけ避けたい。が、居るときでは様子を窺えない
しある意味この方が都合がよさそうじゃないか」
「…それはそうだが…」
「それに、万が一にも出歯亀状態になったらヤバかろう。…とにかく顔を見て無事を確認して、さ
しさわりのない挨拶とか、近況とか、そんなくらいでいいんだ」
 ミロの、本当に心底心配している風な口調に、仕方ない、とカミュも折れた。大仰なため息をひ
とつついた後、ついと身体の向きを変える。獅子宮のプライベートエリアに彼の気配は確かにあっ
て、多分こちらに気が付いているだろうと予想したカミュは、ほんの一瞬置いてから、わりとため
らいなく中に向かって歩き出す。そうしてそんなカミュを追うように、ミロも続いた。



 蠍座が、こちらの気配を探しているのが判る。
 この半月余り、シャカは「居候」している獅子宮からただの一歩も外へ出ていなかった。それど
ころか、今居る(獅子の)プライベートエリアからも殆ど出ていない。
 本来守護すべき己の処女宮は、ガレキの山から少しずつ復旧しつつある。荒野と化した沙羅双樹
の庭も、ほうっておくには忍びなくて手をかけ始めた。いつもだったら例え獅子宮に居候状態でも
必ず一日に一度以上は処女宮に戻るのが常だったのである。
 ミロは、どうやら「こちらの事情」に詳しいようだ。大方相談する相手が他にいなくて獅子が直
接泣きついたのであろうと予想はつく。シャカ当人は知識としてだけなら同性同士の性行為も理解
していたが今までは興味がなかっただけだ。獅子が欲しいというならそういうのも良いか、と割と
躊躇いもなく求めに応じた。獅子との関係を、今更後悔するつもりは欠片もなかった。
 ただ…。
(──あと数日放っておいてくれれば処女宮に戻ったものを…)
 シャカは、気怠い身体をベッドから起こそうとして、…何度めかの失敗で再び埋もれた。
「…ッ…く」
 湿っぽいため息を零して、シーツに頬を押しつける。
(…起きられない)
 どうも緊迫感に欠けた淡泊な面もちで、それでも一応ちょっとは焦りつつ、シャカは深呼吸など
して乱れ始めた息づかいを整えた。
 どうしても立ち上がらなければならないのであれば、最悪己の念動力で己を支えることはできる
が、それは最後の手段のような気がする。水以外の食物を絶ち半月近く瞑想をしたこともあったが
今の状態はその直後でさえ比ではなかった。少なくともあの時は歩けたし、今よりはずっとマトモ
にしゃべることが出来た。
 シャカは、もぞり、とどうにか体勢を整えた。ミロがやってくるまでに少しは身支度を整えてみ
ようかと思ったのだが、どうにもやっぱり動けない。心の内で密かに「あの体力莫迦め」とさすが
に獅子をののしりつつも、表面上は相変わらずの淡泊なおももちのまま再び毛布にくるまった。
 そうして、半刻もたったであろうか。いつのまにかうとうとしかけたシャカは、猫の鳴き声では
たと正気に戻る。
「…マヤ…?」
 真っ白な体躯の猫がするんと扉の隙間から入ってきて、枕元に飛び乗ってきた。にゃあんと甘え
た声で幾度かシャカの頬に額をそっとすりつけ、しかしそれから何故かまた飛び降りる。何か訴え
たいようだと判ってシャカは辺りを探った。
 …ミロだけではない。水瓶の…カミュまでやってきていた。獅子めそこいら中に我々のことを触
れ回っているのか?(いやミロがカミュに話した可能性の方が高いか)
「〜〜〜〜…」
 シャカは苦虫をかみつぶしたみたいな渋面を作った。ミロはまだいい(割と長年付き合いがあり
獅子とも仲良く、勝手が分かる)。しかしカミュは何を考えているのか読み辛いし、なにより余り
慣れていないのだ。こんな様を見せるのはまっぴらだ。
「…ッ…!!」
 今度こそ渾身の力で起きあがる。ぐらぐら目眩がして腰やら何やら酷く痛んだが、もうそんなこ
とに構っていられない。せめてなにか纏うものを…いっそ聖衣でも良いから…。
「う、わッ…」
 ところが、自分でもびっくりするくらいすっとんきょうな声でシャカは寝台から転げ落ちた。そ
うして、間の悪いことにその声はすぐ近くまでやってきたカミュとミロにもしっかり聞こえてしま
ったのだった。



「う…わ!」
 ミロは、聞こえてきた甲高い悲鳴と、それに続く物音に思わず目を丸くして隣りのカミュを振り
返った。カミュもまた神妙な顔でミロを見返す。
 今のは、…まさかとは思うがシャカの悲鳴(!!?)だろうか? まさか!
 二人は同時に駆けだした。プライベートエリアの入り口で見知った白猫が一瞬彼等を阻むように
目前に現れたが、相手が判って逆立てた毛をすうっと収める。ミロはその様子に心底感心しつつも
勢い良く中に入った。
「シャカ俺だミロだ悪いが入るぞ何があっ…うぉあ!」
 ミロはその場でずざーっ、と急停止した。目の前に、イキナリ凄まじい光の柱が立ったのだ。
「く、聖衣か??」
 淡い黄金の光は即座に乙女座の聖衣を形取り、部屋の中央に出現した。が、聖衣はそのまま分解
もせず鎮座したまま、ゆっくりと光を弱めていく。そうして。
「…許可も得ずに唐突に閨に踏み込まないでくれたまえ…」
 シャカが、ベッド脇の床に手をついてうずくまっていた。何故そんな体勢なのかは、大体一見し
て想像がつく。多分、転げ落ちたのだろう(この乙女座が!)。
「や、だから悪いって…だいじょぶか?」
 しかも、シャカは半裸状態だった。半裸、というよりシーツをひっかぶっただけだからほとんど
全裸に近い。まあその辺はいつも布切れ一枚を適当に巻き付けただけの格好と変わらない…筈なの
だが、状況的にどうしても艶っぽく見えてしまうのは意識しすぎなのか、とミロは内心でちょっと
戸惑ってしまう。
 助け起こそうと差し伸べたミロの手を、シャカは無視して立ち上がった。一瞬ふわりとシャカの
全身を黄金色の小宇宙が包むのが見えてミロも、そしてカミュも同時に眉をひそめる。
「ところで何用かね。用が無いとは、言わせないが」
 シャカの声はいつもより倍も冷たく聞こえた。もちろんこのくらいの応対は覚悟していたものの
咄嗟に上手い口実が出てこないミロはにわかにあわてた。
「いや、その、最近顔見ないからさ…どうしてるかなと思って…」
「どうもせぬ」
「あっ…いや、その」
「いつも通りだ、問題ない」
 とりつくしまもないとはこのコトであろう。ミロはため息をついて、次の言葉を探すのを諦めて
黙りこくってしまった。
 まあこの乙女座のことだからこんなこったろうとは思ったが。それにしてもいつもより更に機嫌
が悪い。自分に対してこんなに対応が冷たいのは本当に久し振りだ。
「…お前はミロが様子を窺いに来たのを責めているのか、シャカ」
 ところが、カミュがこれまた冷酷な声音で代わりに返した。シャカの、閉じたままの睫毛がぴく
りと震えた。
 カミュが不審そうに聖衣を一瞥してから、やはりシャカの傍に歩み寄る。
「だいたい…聖衣を纏って我々に相対するつもりだったのか、お前は」
「………」
 シャカの沈黙は即ち肯定、である。ミロも呆れた。なんと着るつもりで呼んだとは。
「シャカ…俺達は敵じゃないんだぞ?」
「そんなことは言われずとも判っている」
 シャカは、それには不本意そうに答えた。敵対心を持っていると思われるのはさすがのシャカも
心外、である。が、カミュは呆れた風に続けた。
「聖衣など纏って何を取り繕おうとしたのかはともかく、ミロがお前を気遣って来たことくらいは
判っている筈だろう」
 お、おいおい、とミロが止めるがカミュはその冷たい声音のまま続けた。
「言っておくがミロは決して興味本位で訪ねてきたつもりはない」
 一瞬小宇宙が燃えさかった…ように見えたのは気のせいか。しかし危惧していた天魔降伏も天舞
宝輪も降ってはこず、かわりに微かなため息が聞こえた。
「…済まぬ。ミロを責めたつもりはない。不快な物言いに聞こえたのなら謝罪しよう」
 と、そこでカミュの紅い目が驚きに見開かれる。水瓶座にとってこれは意外な返答だった。
「どうでもいい、ということに、私がしておきたいだけだ。愚かな矜持かもしれぬが…」
 そう言って、またひとつため息。
「いつも通り、とまでは確かにいかないが、…大方は問題ない。そういうことに、しておいてくれ
たまえ」
 言外に帰れ、と聞こえた。少なくともミロにはそう聞こえた。多分カミュも気が付いているのだ
ろうが、しかしカミュはきつい言葉を吐いてしまった手前、そう簡単に引き下がることもできなく
なっていた。
「…済まない。私も少し感情的な言い方をした。が、問題ないと言われてもこちらとしても対応に
困る。私もまた、興味半分でお前を眺めに来たワケではないのだから」
 シャカは、またため息。結構大人しいものなのだな、とむしろカミュは感心しつつ。
「君たちが単なる興味本位でないことは承知だ。そうであったなら獅子が居る時間帯を選ぶであろ
うからな」
 へえ、と今度はミロが感心した。思っていた以上に察しが良い。もしかするとあの獅子よりこち
らの方が初めから詳しかったかな、とちょっと余計な詮索もしてしまったりして。
「君たちが私の姿が見えないのを心配して獅子宮まで足を運んでくれたことには礼を言おう。…し
かし、例え興味本位でなくとも今この段階で、君たちの用件は済んだのではないのかね。見ての通
り、私はこうしてここに居る。それで十分目的は果たされた筈だ」
 それは確かにその通りだ。ミロは思わず納得しかけてしまった。…が、カミュはすい、と音も無
くシャカに更に寄り、ひやりとしたその冷気と共に、シャカのむきだしの腕を掴んだ。
「…ッ…な…」
 その瞬間に、カミュは己の渾身の小宇宙をシャカにたたきつけた。ほんの一瞬シャカの小宇宙は
カミュのそれに中和されるように揺らぎ、安定を失ったシャカの念動力を途切れさせ、…シャカの
身体は糸が切れたみたいにイキナリその場にくずおれた。咄嗟にそれをカミュが抱き留めて。
「シャカ!!? …お、おいカミュ!」
 ミロがあっけにとられ、叫んだ。さっきから己の小宇宙でシャカが無理に立っていたろうことは
ミロにも判っていたが、カミュがまさかこんな大胆不敵なことをするとは想像外だったのだ。
「…敵ではないと言った側から不埒な真似を…ッ…」
 シャカが苦しげな息の間から、それでも文句を言う。カミュはさらり、と返した。
「病人を無理に立たせておくのは忍びなかっただけだ」



 ベッドに強制移動させられたシャカは、滅多に開かぬ目を見開いてカミュを睨んだ。さすがに技
のひとつもくらうか、と半ば覚悟を決めたカミュだったが、どうも足りなくなった(?)小宇宙を
補充するべく開眼したに過ぎなかった。ふわ、と再びシャカの周囲を黄金色のオーラが包む。
「…熱が高いな。ミロ、適当な桶かたらいを。あとタオル」
「あ…ああ。判った」
 どたばた、とミロは飛び出して行った。シャカは内心でどうせ残るならミロの方にしてくれ、と
ささやかに願ったりもしたが当然叶うわけもなく。
「…アイオリアは、こんな状態のお前を放っておいて一体何処へ行ったのだ」
 カミュはやや呆れ気味に言った。シャカは、それには柄にもなくあわてて反論する。他の誰でも
なく獅子をとがめ立てされるように言われるのは、実は辛い。
「リアはどうしても外せぬ用があって昨日から下界に降りている。残ると言い張るのを私が追い払
ったのだ。決して、放っておかれている訳ではない」
 カミュは、ことアイオリアの件になると人が変わったようにむきに言い張る乙女座を、数瞬の間
まじまじとみつめた。…なるほど、こういう面が…あるのか。
「不自由なことなどない。この私に、やろうと思って出来ぬことなどない。君がさきほどのような
失敬な真似さえしなければ問題なく居られたのだ」
「己の念動力でようやっと自分の身体を支えるような状態を問題ないとは言わん。…まあアイオリ
アにも事情があるのだろうし、お前が意地を張りたいのも判るが」
 沈黙したシャカの額に、冷たい手を置いてカミュは微かに笑む。それを見て今度はシャカの方が
まじまじと見つめてしまった。そういえば、こんな風に笑うのを初めて見た気がする。
「今度からはもっとちゃんと、獅子には手加減してもらえ。お前が壊されてしまうとミロがひどく
心配していた」
「だっ…だからこれはリアのせいばかりではなくたまたま風邪を……」
 言いかけてシャカはまた黙る。風邪を引いた、などと自分から口にするのは大変不愉快だ。しか
し他に何と言いつくろえばいいのかもう判らず、結果的にぷいとそっぽを向くに留まった。
「…君たちが居ると余計に疲れる。もう構わぬから帰ってくれたまえ」
 シャカはズバリと容赦なく言った。ミロならばここで引き下がったろう。が、あいにく天の邪鬼
的な性質のカミュはそう言われるとますます帰れないのだった。
「帰れと言われてハイそうですかと帰る訳にはいかん。お前こそ、少しは妥協しろ。獅子相手には
際限なく妥協するくせに、ひいきしすぎだ」
「ひ、ひいき???」
 そんなことを面と向かって言われたのは初めてだ。シャカはますます眼を見開いた。
 カミュはそんなシャカの真っ青な瞳に、淡く笑んでみせる。お互いに、限りなく珍しい面をみつ
けていることであろう。
「…君こそミロをひいきしすぎだ」
 言ってから、シャカはなんだかまるで子供の喧嘩のようだ、とぼんやり思った。もしかして自分
で思っているより熱が高いのかもしれない。カミュは更に笑った。
「お互い様だ。だが私は自覚している。その点で私の方がお前よりもマシだ」



 ミロがやっと水桶とタオルを調達して部屋の前まで戻ると、カミュがちょうど扉から出てきて、
ミロの持つその桶に氷を作って放り込んでくれた。そうして入れ違いに去ろうとする。
「あっ…あれ。何処行くんだ」
「解熱剤を取りに行く。買い置きが天蠍宮にあったな? 少し、見ててやれ」
 その、滅多にない優しい素振りにミロはちょっと驚きつつも頷いた。
「そりゃ勿論見てるけど…アイオリアは戻ってくるって?」
「明日まで戻らんそうだ。いいタイミングだったかもしれんな。…すぐ戻る」
 紅い髪をさらり靡かせ、彼は去って行った。なんなんだ。ついさっきまで結構めんどくさがって
たし怒ってたりもしたくせに。…まあでも元来(とてもそうは見えないけど)割と世話好きな方だ
し、やっぱり気になってたのかも。
 なんにせよ、千日戦争勃発??にならないで済んだのはよかった。
「よ、っと」
 ミロは桶を持ち直し、扉を開けた。シャカの「ご機嫌」が少しでも直ってくれていることをささ
やかに祈りつつ。













ほのぼのギャグだから…(だからなに)