●チベットの少年、という本を読んだ 2008年03月21日
まずは近況。
ホントに広東語を習い始めましたよ。めでたく厚木にある教室に通うことに。
「普通語(北京語)は人気があるけれど、広東語を習おうとする人は珍しいわね」と言われ、正直に「香港版西遊記を聞き取れるようになりたい」と答えておきました。
恐れ入ったオタク魂です私。
最近の中共の恥知らずっぷりには大変腹が立ちますが、中国文化、文学はそれとはまったく関係なくとても愛しております。もちろん中国人全部をひっくるめるような愚もせぬよう心がけたいです。つか一緒にされて堪るか!
冗談抜きで妖怪=人民解*軍 VS 三蔵法師=ダライ・ラマとか風刺すっか?(妖怪の方が百倍良心あるぜしかも)
むしろ天界動乱編での天界VS孫悟空、というのが民草の希望だろうが(だからこそ京劇は孫悟空の勝利にすりかわっているのだろう)…まあ現実の仏教は無辺ではない。
そういえばダライ・ラマ、観音菩薩さまの生まれ変わりなんだよね…。
それはともかく。
「チベットの少年」という本を読んだ。
http://www.amazon.co.jp/%E9%AB%98%E5%83%A7%E3%81%AE%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8A-%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%B9%B4-%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%99%E3%83%AB-%E3%83%92%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3/dp/4418015167
自分の今までの無関心さを土下座して(チベットに)謝罪したい一冊。
なんてなんてひどい話なんだ。
現代にこんな虐待(虐殺)が公然と何十年も行われてるまっ最中とは。
http://www.tibethouse.jp/situation/index.html
「戦争で互いが憎みあい殺しあう」つうレベルをはるかに超えたまったく一方的な搾取、どこぞには魔王とその側近たちがいるらしいですよ。
いったい何十の民族を「浄化」したら気が済むんだ中共。すごいよ毛*東。
これこそ教科書に載せるべきだよ。(中国が…いや日本政府がまず許すはずがないが)
恐ろしい偏見と権利欲に満ちた隣国の体制は、この現代にあって尚、放っておいたらいつなんどき日本人を同じ憂き目にあわすかもわからん(まさかとは思いたいが)。しかも残念ながら日本政府はダライ・ラマの千分の一ほどにも賢くない。
もっと知らなければ。いろんなこと。
しかしこと中国に関してはこんな協定
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%FC%C3%E6%B5%AD%BC%D4%B8%F2%B4%B9%B6%A8%C4%EA?kid=57292
のため、日本は中国に強い抗議的な報道ができません。よくよく注意深く見れば確かに「批難が起こっているらしい」という客観的文面だったりして(記事ってのは主観をいれるものじゃないが、事実もろくに言わないんじゃすでに報道として失格ではなかろうか)、しかもチベットの歴史なんか欠片も紹介しないから、予備知識のない一般大衆じゃ興味も起こらないと思われ。
これって言論統制じゃないの? 今の日本でもこんなことが…。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080320-00000090-san-int
チベット騒乱 ほころぶ中国の情報統制 携帯・ネット“真実”流出(産経新聞)
このまま世界の注目をどんどん集め、世界中の批判が集中することだけが一縷の望み。(とはいえ経済大国である中国の機嫌をあまり損ねたくないのが資本主義国家ども)
…ちょいと批難したって中国当局が心根を入れ替えるとはとてもおもえないが。なにせ**年越しの共産主義という皮かぶった帝国主義だ。
なにか少しでもよきほうに流れないかねえ。
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