体格差




 十二宮の黄金聖闘士のうちで最もチビなのは一体誰だ、というある意味非常にどうでもいい、
何の役にも立たぬ質問が持ち上がったのは、あろうことか教皇宮の一角にて行われていた朝の会
議?でのことである。
 ちなみに一番最初に持ちかけたのは蠍座で、更にけしかけたのは双子座・弟だった。
「…それが、今後の聖域の未来に際し一体どのような関わりが?」
 一刀両断とばかりサガがまず返す。今日の議題は「聖域の今後の守備について」だった筈なの
だが、と早くもこめかみに怒りングマーク出現だ。
「だってさあ、カノンがお前ら身長も測ったことないのかって言うから」
 ミロが「怒られるのは心外だ」とすかさず答えた。サガは怒鳴り返した。
「言うから何だ! それで何で一番小さいのが誰かという話に展開する!?」
「いや、だって身長測るってのは要するに背比べ、だろ? だから」
 ミロにとっては聖域の守護も身長もちゃんと一本の線で思考が繋がるのだが、それをイキナリ
上手には伝えられないのだろう。傍でカノンが大げさに驚いてみせる。
「うわっやっぱ測定具も無いんだ。時代遅れだなあ聖域って」
「だまれろくでなしめ! 変に現代にかぶれおって…大体ミロに何を言ったのだ!」
「そういう言い方はないだろ! 現代っつか常識だろーが??」
 そこで相変わらずの兄弟(双子)ケンカになるところを、呆れつつもシュラとムウがそれぞれ
横から抑えた。妙に細長いテーブルの誕生席に教皇サガ、残りは5人ずつ向かい合って座ってい
るという配置なのだが、聖なる?会議というよりはなんだか「学級会」みたいな雰囲気がそこは
かとなく漂っていることは否めない。
「サガ、私が補足しようか」
 ミロの話し方ではあっちこっちに論点が飛ぶので判りづらいと踏んだカミュが、親友のために
助け船を出した。サガはため息。
「…きこう」
「ミロが一番最初に提案しようとしたのは、当番表の作成だ。いつもの十二宮順ではおもしろく
ないから背比べをしよう、と。そういう話だな?」
「そう、そういう話だ!」
「それで、そのような提案はどうだろうとまず隣の私とカノンに持ちかけたら、カノンに正確な
身長データを持たないのかと逆に詰問された。それで一番小さいのが決まれば順番も決まるだろ
うとミロが手をあげた。…そういう経緯だ」
 とたん、脱力感に襲われるサガ。それを聖なる女神の守護と同格で話されても…。
「サガの言う今日の議題…今後の聖域について、からは多少ズレているのは私も同感だが、確か
にここに居るほとんどの面子が己の身長を比較対照のみで判断していたのは事実だ」
 なるほどな、と生真面目なシュラが一番最初に頷いた。
「言われてみれば、正確に道具を使って測定した覚えはないな。別段困らないといえば困らない
が…」
「困らないならそのままでもいいじゃないですか」
 ムウが、珍しくもややきつめの口調でツッコミを入れてきた。彼は比較対照がたったひとりを
除いて必ず自分より「大きい」のが少しコンプレックスだったりする。そしてそのコンプレック
スに気付いているのか居ないのか、アイオリアが大きな声で更に突っ込んだ。
「いや、そういうのは白黒ハッキリさせようではないか! 順番が判れば何か便利なこともある
やも知れん!」
「何が便利だっつの」
 デスマスクが呆れかえってぼやけば、隣りのアフロディーテがすかさず叫ぶ。
「言っておくが一番小さいのは私ではないぞ! 少なくとも今でも、シャカよりは上だ!」
 そこで、全員の目がシャカに集中し…。
「───なんだというのだね、皆」
 今まで巌のように微動だにせず黙ったままのシャカが、へろりと口を開いた。




 聖域は、今のところたいそう平和である。
 前回の聖戦では激戦の挙げ句女神自身が肉体の死に負け倒れ、宿敵ハーデスと相討ちになった
ものの聖闘士たちはほとんど全滅状態だった。それが今回は(かつて遙かな神話の時代の聖戦の
ように)黄金以外の因縁ある星座が大活躍し、戦いの後も女神が生き残って現世に復活するとい
う久々の偉業をなしとげた。
 女神が降臨している時代というのは、すなわち戦いの時代でもある。よって、彼女の周りにな
によりも必要なのは、彼女のためだけに存在し、戦う聖闘士たちなのだ。
 女神は、ハーデスとの戦い後、崩れゆく冥界の中から大切な者たちの魂を出来うる限り救いあ
げた。冥界自体が崩壊してしまっては生と死の摂理も成り立たない。嘆きの壁の前で散った筈の
黄金メンバーたちもうやむやのまま女神の導きで現世に戻ってきた。…否、戻らされた。
 そのことについて、黄泉還った聖闘士たちは女神をカケラほども恨むことはない。少なくとも
生まれたときから死ぬまで己の命が女神ただひとりの「所有物」であることを黄金たちは百も承
知で、それについて今更つべこべ言う者などいなかった。そういった感傷はこの13年間の間に
全員揃ってどこぞに流しあるいは捨ててきた。
 問題は、むしろハーデスに「大勝利」してしまったことだ。幾度となく繰り返してきた(らし
い?)聖戦でも、ハーデス当人を思いきりぶちのめしてしまったのは今回が初めてだ。結局、崩
壊した冥界もいつのまにか修復されつつあるようで、まがりなりにも神であるハーデスがそう簡
単に完全消滅していないという証でもある。ただ相当のダメージのようで、マトモに復活するに
は二百年やそこらでは難しいかもしれないが。
 そんな訳で、まさかオリンポス十二神が本気で降臨し始めるとまでは思っていないものの、仮
の肉体ではなくハーデス本体を封じたアテナに対し、他の神からの風当たりがそうとう強くなる
だろうことは予想範囲内なのである。
(だから、いついかなる敵が聖域に現れても、今度こそ同志討ちの愚はおかさず団結して戦いに
臨むべきだというのに…)
 サガはため息。なんで朝から二十歳も過ぎたオトナたちが十数人も揃って「背比べ」なんぞを
しているのだろう…。
「やはりおまえだろうな、一番小さいのは」
 獅子が納得したように呟きつつ、隣りの乙女を椅子から引き上げて傍に立たせる。対する乙女
はかなり憤然と、閉じた目のまま睨むような顔つきで。
「何故私を基準にする、一番小さいのは五老峰の老師…いや、童虎であろう」
「あんな伸縮自在の人間以外、基準にできるか。いいから黙って立っていろ」
「…それに今ここにいませんよ」
 ムウは、一応昔ながらの知己であり大先輩でもある天秤がモノスゴイ侮辱的な言われ方をされ
たことに気が付いていたが、それについてはつっこまなかった。さりげなく立ち上がってシャカ
の傍に寄り添うようにし、自分の方が微かではあるが爪の先くらいはシャカに勝っている事実を
確かめてようやくほっとする。(僅か一ミリでも下回っていたら、間違いなく重さで優るだろう
現実に、気分的に非常にイヤだったのだ)
「おいシャカ。ちょっとこっちに寄れ。…うむ、やはり私の方が高い! 勝った!」
 アフロディーテの台詞に、更にシャカは機嫌傾斜。
「ムウはどうなのだ、シャカより低いか?」
「そんなことはありませんッ! 私の方が上です!」
 ぴくっ、とまたシャカの眉がひきつる。これ以上劣っているとか下だとか言われようものなら
この乙女座が黙ってはいるまい。既にこの段階で大人しくしているだけでも奇跡だ。
 その向かいでは、いつもコンビの水瓶&蠍が仲良く?背比べを始めて。
「あっやった! 俺カミュに勝ってる!」
「背伸びしたろうミロ! 待て! もう一度だ!」
「だから言ったろ、測定器くらい置いとけって。個人データ表とか登録書とか、そういう事務的
なモンは聖域には無いのかよ」
 カノンが呆れて眺める横から、更にデスマスクが口を挟む。
「この聖域はあらゆる意味で無法地帯なんだから書類なんざ要らねえんだよ」
 いや、有ったと思うぞ、とアルデバランがこそっと呟くがデスマスクは聞く耳持たない。
「つうか海底神殿にはあったのかよ、そんな莫迦らしい書類とやらが」
「あるに決まってるだろう。お前ら「聖闘士純粋培養」と違って海闘士は通常の生活を地上で送
っていた者ばかりだ。海底神殿に招き入れる際にも、またそやつらの痕跡を地上から抹消するた
めにも記録は必要だ」
 そういう問題なのか、とアルデバランがぼそりと呟くがやっぱり誰も聞いていない。
「なんだそりゃあ。戸籍抹消するのに身長とか体重が要るってのか?」
「一応外見データくらいはあったほうがよかろうと思ったのだ! ええいつべこべとうるさい蟹
だな! お前も実は身長測られたくないクチか?」
「んだと? 俺ぁそこの蠍や水瓶よりぁ高いっつの!」
 その言葉に、なにぃ、とミロが振り向いた。幼少の頃は年齢差で負けていたが、今でも上だと
断言されると面白くない、というのが蠍座の心境である。
「じゃあ測ってみるか!?」
「おお、こっちこいや蠍!」
 だから…とカノンはつっぷした。どうして「背比べ」なんだ。
「おまえら低レベルすぎ…じゃあ誰ぞに申請書作って出して、測定日決めましょう測定器買いま
しょうって風に話を進めらんないのか…?」
 常識。…は、聖域に13年も閉じこもったまま暮らした人間には無理な相談である。
「ええい話をまとめさせろ! そこ! 背比べはもう終わりだ!」
 サガがとうとう一喝した。蟹と蠍のにらみ合いの横ではシュラがアイオリアと背比べをしてい
て、見ていて情けなくなってきたのである。
「す、すまん」
 一喝されたシュラはあわてて詫びるが、アイオリアの方はけろりとしたもので、「ううぬ」と
腕組み。納得がいかなかったらしい。
「…確かに、我が不肖の弟が言う言葉にも一理ある。何故身長の優劣を測るのに互いの頭やら背
やらをくっつけ合いっこせねばならんのか、そのデータが本当に必要かどうかはさて置いても情
けない事態であることには間違いがない」
「くっつけ合いっこがダメなら柱に傷をつけるとかどうだ!」
 ミロが余計な口を挟んできた。サガがそれをギラリと睨むとミロはしょぼんと黙る。
「…ともかく! 今日の議題を片づけるのが先決だ。十二宮の当直(?)当番制というのは悪く
ない案ではある」
「そうだろう」
 ミロは途端に嬉しそうにまた口を挟んだ。サガは今度はため息で返す。
「で、問題はその当番の順番だが…身長差というのは今回は却下だ」
「何故」
 提案者であるミロは引き下がらない。
「言っておくが十二宮順というのは俺が却下だ。それではいつもと何も変わらない」
「だからといって背の順か? 子供じゃあるまいし、だいたいいますぐ決めようとしたらまたさき
ほどの騒ぎが起こるだろうが。いいオトナが莫迦らしいことでわいのわいのと会議室で背比べなぞ
情けなさすぎで涙が出る」
「この段階で十分情けないっつの」
 カノンがぼそっと言った言葉を兄は聞き逃さなかった。にわかに怒りの小宇宙が高まる。
「…どうしても異次元の彼方に旅行がしたいようだな…弟」
「うっ…」
 ああまた兄弟喧嘩が、と呆れて再びそれぞれの隣が押さえ込もうとすると。
「君たち、行儀が悪いな!!」
 唐突にかん高い声音が部屋中に響き渡った。
「───シャ…シャカッ…」
 シャカは目こそまだ開けていないものの、壮絶にご立腹な様子だった。それこそ小宇宙が肉眼
で確認できるほどだ。急激にずわりと膨れあがった黄金色のオーラに、その場に居合わせた全員
が石像のごとく硬直した。
「このシャカが、たかが身長のこととはいえ黙って他の者の優劣の基準に甘んじてやったという
のに、結局そのまま流すとは何事だね!」
 しん、と一同は静まりかえった。何故そこで蒸し返す乙女座。
「…じゃ、じゃあ改めて順番を決めればよいのか?」
 カノンがおそるおそる問えばシャカは「愚か者!」と更に一喝。
「順番の有無ではない! きみたちの会議に臨む態度を言っているのだ!」
 会議かコレが。とは誰もつっこめない。そもそも机に向かってみんなで何か決めましょう的な
ごく普通の世間一般な席とやらに、黄金たちは基本的に慣れていないのだ。(サガ除く)
「聖なるアテナのお膝元を守護するために話し合いの場を設けているのだろう! 少しは真面目
に、一度出した議題は最後まで貫き通したまえ!」
「……」
「………」
「(滝汗)…」
 いや、だから議題を元に戻そうとしたのだが。とサガは半分青くなりながら呟く。隣りでムウ
が微笑しながら「一度だって真面目に聞いていた試しがないくせに」ともらしたのも聞こえてし
まって、改めて牡羊座の苛烈さに舌を巻きつつ。
 おおかた、自分がダシに使われた挙げ句の話題丸投げ状態に、決して強くもない堪忍袋の緒が
ぷっちり切れただけ、というのが乙女座の真相であろう。
「なにか言ったかねムウ」
「いいえ何も。貴方の言い分はとても正しいですよ」
 そしてシャカの「問答無用さ」加減を良く知っている年中組は既に半分尻を浮かせていた。ど
う見積もってもこのテーブル一個分はゆうに「天舞宝輪」の射程内だ。
(ああっクソ頼む! これ以上刺激さすな!!)
(三重苦状態は勘弁だ!)
(お、俺は何も言っていないぞ!!)
 緊迫した空気がしばし一帯をおしつつむ。しかし、数秒置いてようやくその重い空気を振り払
うかのように明るい声が沈黙を破った。
「要するに、順番がいますぐわかればよいのだろう、シャカ」
 アイオリアだった。シャカはむすっとした顔のまま、振り向く。
 シャカにとっては順番うんぬんより、自分が一番低いことを基準にされたのに腹が立っている
だけなのだが、さすがの乙女もその不平をそのままストレートに口には出せまい。
「順番が決まれば気持ちもさっぱりするというものだ!」
 さっぱりするのはおまえだけだ、という幾多の叫びは実際には放たれず、それぞれの胸のうち
で激しく渦を巻く。シャカは不機嫌さをあらわにしたまま、一歩歩み寄った。
「ではどうするというのだね」
「俺には判る。いますぐ順番を言えと言われれば即答できるぞ」
 シャカは、もしかして自分は余計な墓穴を掘ったのかもしれぬと今更ながら気が付いたが、も
うひっこみはつかない。むっとした顔で続きを促す。
「ならば疾くいいたまえ。それを当番順にすれば良いのであろう」
 うわ、やっぱり背の順になるのか。誰もがそう思ったが、シャカの言い出した言葉なればもは
や誰も是非を問えまい。…どうでもいいことではあるが。
一番小さいのはシャカだ。それは確実だ
 空間にぴりり、と亀裂が入った感触だった。シャカを中心に部屋全体がきしむ。
「だからシャカ、お前が先頭だ。次いでムウ、アフロディーテ、カミュ、ミロ、デスマスク」
 ミロが「ほらどうだ!」と親友を振り返るとカミュはやや納得いかない表情で。
 …しかしそれより、この凄まじい圧迫感はどうだ。シャカの怒りの小宇宙だ。
「それから俺、サガとカノンは同じだろう…その上にシュラ、最後にアルデバランだな」
 言い終わってアイオリアは心底さっぱりした表情で一同を見渡す。一同は、アイオリアの視
線を受けてそれぞれ多種多様ながらも共通して「呆れ」果てていた。
 よくもまあ、火に油を注ぐようなことを平然と。
「……リア。私に喧嘩を売っているのかね」
「なにがだ、一度出した議題は男らしく結論が出るまで貫き通せとお前が言ったのだろう」
「そういう意味ではない! たかが体格の優劣くらいと思い黙っていたが、このシャカに向か
ってよくも一番小さいだの一番劣っているだのとしゃあしゃあと…!」
 アレ。とアイオリアはようやくここでシャカの不機嫌さの原因に思い当たった。(遅すぎる
反応だ)良くも悪くも言葉を直球でしか捉えない獅子座にも、シャカが「拗ねて」いることに
気が付いたという訳である。
 …しかし、ここで気が付くのは最も悪いタイミングだったといえよう。
「もしかしておまえ…おまえでも自分がチビなのを気にしているのか?」
 今度こそ空間が弾けた。
 うわっと残りのメンバーが防御の姿勢を取る中、シャカの怒声が響き渡る。



「…天魔降伏!」







 会議…もとい学級会は当然そこでお開きとなった。
 サガやカノン、ムウが早い段階から全力でもってシャカの天魔降伏を防いだので黄金たちは
誰ひとりとして傷も負わなかったが、さすがに絶大なる威力をまるごと吸収あるいは中和、と
いう訳にはいかず、会議室は半壊してしまったのだ。
 シャカはその後サガに(形ばかりの)お叱りを受け、ムウに慰めて(笑)もらいながらも教
皇宮を後にしている。アイオリアは元凶ということで罰掃除をくらったが、シャカに同じ罰掃
除を科さない辺りさりげないひいきが見え隠れして、アイオリアは噴飯やるかたなかった。
「壊したのはアイツだ! 何故俺が片づける羽目になる!」
「シャカにはまた別の罰を申しつける、今お前と同じ部屋に放り込みたくないだけだ! だい
たいあそこまで怒らせたのは貴様の無神経さ故ではないか!」
 クソォ!ときしるような唸りを発しているのはミロとカノンだ。
「俺は関係ないだろ!!」
「俺もだ! サガ! 不公平だ!」
「黙れ!! ろくでもない案を出した責任を取れ!」
 横暴だー!という叫びも無視して、サガは半壊した会議室から退出した。自分の住まうエリ
アや、神官たちが居るエリアに被害が及ばなかったのは何よりである。
 サガは、真っ白のままの議事録をぺらぺらとめくりながらため息ばかり漏らした。
「これで本当に何かあったときに一致団結なぞできるものなのか…アテナ…」
 本気で教皇やめたいと思う一瞬である。今となってはそれも許されまいが。
「今日も…ろくなことは決まらなかったな…」








 →リアシャカ度が足りぬー!!という方にこちらを。ちょっとえっち。




そしてなんか天界編を意識した変な話に。アレと繋げる気はないが(汗)。

当サイトオンリー設定ではシャカは(ムウ様とかも)公式発表身長より相当低くなってますので
ツッコミはご容赦! ちなみに童虎(170)<シャカ(175)≒ムウ<アフロ<カミュ≒ミロ
<デス<リア≒サガ=カノン(185)<シュラ≒シオン<<アルデバラン
。順番も捏造。
ちなみにロスは死亡時15歳なので入れませんでした(汗)。あえて設定するなら173くらい?
シオン様とかロス兄とか生き返ったバージョンで描くなら(描きたい!)無理矢理187まで引き
上げないと構図的に猛烈に変になっちゃうけどね。

一応公式設定では童虎170/?<シャカ182/68=ムウ182/75<アフロ183/72
<デスマスク184/82=カミュ184/76<リア185/85=ミロ185/84=シオン185/77
<シュラ186/83<ロス187/85(←15歳ということを忘れられている??)
<サガ188/87=カノン188/87<<アルデバラン210/130
これで笑えるのが童虎とシオン15B差(!)とか。リアとシャカ3Bしか違わないのに重さが
17キロも違うとか(!?)。つか要するに全員180台に収めたかったのは判るが無理しすぎ。
シャカやムウは170台でもいいじゃないかと本気で思う。少なくとも一輝や星矢との身長差を
見る限りではシャカは低い…。