岩波西遊記萌え処



 コーナー作るんなら、これだけはやっておきたかった。
 岩波西遊記萌え処、勝手に解説爆裂です。
 ツッコミ特質上始めからネタバレのケースが多々ありますので、
 まだ読んだことのない方はご注意ください。
 いまさらですが、もちろん管理人の偏見が入り交じっているので、
 「そんなんじゃねえー!」とツッコミ満載の部分もあるかと思いますが、
 これはこれで私なりの読み方紹介なのです。ごめんなさい。先に謝っとく。 

更新の順番は、ゆいの勝手気まぐれ、つまりランダムです。
また、ひとまず目安として巻数ごとで分けてみましたが、実は西遊記、
ひとつの話が回や巻をおもいっきりまたいでることが多いため、
萌え解説が複数リンクにまたがる可能性大です。ご容赦ください。



◆1巻(第1回〜第10回まで)
西遊記、初期基本設定がここに集約。
・花果山にて石猴誕生、悟空のさまざま武勇伝
・悟空が天界で大暴れ「大閙天宮編」→釈迦に敗北、五行山の下敷き
・玉竜、悟浄、八戒、悟空の順に観音が教えを諭す(三蔵の弟子になるよう前フリ)
・玄奘三蔵の生い立ち
このあと、
・唐の太宗皇帝がケイ河の竜王に呪われる
ところで10回終了。おもいっきり2巻へ続く。


◆2巻(第11回〜第20回まで)
西遊記のおなじみメンバーが全員…否、八戒までそろうのがこの2巻。
まず
・唐の太宗皇帝が一旦死んで地獄巡り→復活(この体験が彼を仏の教えに導くのだな)
・観音登場。玄奘三蔵、西天へと旅立つ
・五行山で悟空登場。自ら名乗り出て一番弟子に。
・玉竜登場。玉竜vs悟空、玉竜が仲間…もとい馬になる。
・袈裟騒動。黒大王vs悟空。無事解決。
・八戒vs悟空、八戒が二番弟子に。
・黄風大王vs三蔵一行、三蔵さらわれる。
…ところでまたおもいっきり続く。


◆3巻(第21回〜第30回まで) (09/01/13更新)
続き。
・黄風大王vs悟空、悟空勝利で西へ前進!(すごろくかい)
・悟浄登場。悟浄vs八戒。ひきわけでしばらく足止め→観音が仲裁し悟浄が三番弟子に。
・婿取り騒動。八戒のみ罠wwにハマった。
・人参果騒動。鎮元子vs悟空。すったもんだの挙げ句、仲直り。
・悟空第一回破門騒動。白骨精vs悟空。
ちなみにここでの誤解は原作では解けたかどうか曖昧だったりする。
(冤罪なんだが、三蔵は破門を解いた際にもこの件については言及しないまま流しているため)
・悟空不在のまま黄袍怪vs八戒、悟浄。一旦は逃がれるも再戦、敗北、三蔵捕われる。
・黄袍怪vs玉竜で玉竜敗北。八戒、悟空を呼びにいく。
…またまた続く。


◆4巻(第31回〜第40回まで)
続き。西遊記らしい旅道中のどたばた&妖怪との戦いがメインとなっていく。
・悟空帰還。黄袍怪vs悟空で悟空勝利。三蔵助かり、その功績をたたえ悟空の破門を解く。
・金角、銀角vs悟空。敗退と逃亡を繰り返しつつ最後には勝利の悟空、ごくろうさま。
・烏鶏国の国王(の幽霊)に出会う三蔵。→悟空、妖怪退治。無事解決。
・紅孩児登場!三蔵さらわれる。
…また続き。やっぱり必ず巻をまたぐな。


◆5巻(第41回〜第50回まで) (08/11/12更新)
・紅孩児vs悟空。悟空敗北、しかも瀕死。→観音に直接下していただき解決。
・黒水河にて水妖怪に攫われる三蔵と八戒。vs悟浄、しかしひきわけ。
→悟空、策を練り、竜王太子(玉竜の兄)に助力を求めて無事解決。
・車遅国にて悟空、三妖怪と妖術合戦。→快勝、妖怪退治。
・通天河にて妖怪にさらわれる三蔵。霊感大王vs悟浄、八戒。→観音に助けを求め、解決。
悟空は水中戦となると途端におとうとたちに任せる。また、ここで「水中戦は苦手だ」と自ら明かしている。
・悟空不在の隙に三蔵たち妖怪の罠に。独角ジ大王vs悟空。
…はい、続く。


◆6巻(第51回〜第60回まで) (09/01/08更新)
西遊記屈指の山場がそろう巻。
・天まで騒がすさんざんな大騒動のすえ、独角ジ大王を下す。
・女しか居ない国で、三蔵と八戒、男なのに妊娠騒動(大爆笑)。→ぬぁんと堕胎して解決。
・女の国の女王さまに結婚を迫られる三蔵。→逃げる。
・女妖怪にさらわれ、結婚を迫られる、と三蔵は女難三連発。妖怪を下し無事解決。
・悟空第二破門事件。にせ悟空vs悟空。如来が出てきて無事解決。
・超ゆーめーな「火焔山」。山の火を消す芭蕉扇を巡り、羅刹女&牛魔王との壮絶なる戦いへ。
…んで続くんだな。これが。


◆7巻(第61回〜第70回まで)
山場は続くよどこまでも。
・牛魔王は猛烈に強い。まさに天地を揺るがす大合戦。たくさんの諸神が悟空に味方し、ようやく牛魔王を下す。
・金光寺で人助け。下っ端妖怪vs悟空→九頭虫vs悟空、八戒。二郎真君が助けてくれて解決。
・荊棘嶺で樹木の精にさらわれる三蔵。→三弟子追いついて解決。
・偽雷音寺にて黄眉大王vs悟空。これもとんだ大騒ぎに。最後は弥勒菩薩降臨により解決。
・七絶山で悟空(&八戒)妖怪退治。そのあと、八戒、道掃除に大活躍!
・朱紫国で悟空、国王の病気を治す。
さらに、国王の心痛を取り除くべく、妖怪に攫われた皇后を救いに妖怪退治へ。
賽太歳vs悟空。…でもって続くわけ。


◆8巻(第71回〜第80回まで) (08/11/14更新)
・賽太歳の持つおたから「金の鈴」を悟空が奪い取れば戦闘終了、の流れ。
・七人の女怪(蜘蛛の妖怪)に三蔵捕われる。→悟空、救い出す。
・続けて、女怪たちのお仲間である百眼魔王に狙われ、悟空以外の全員が毒に倒れる。
→毘藍婆菩薩に助けられる。
・獅駝洞の三魔王と対戦。何度も捕われては抜け出し、を繰り返した悟空だが、最後、如来に直接降臨いただき解決。
・悟空、比丘国で妖怪にだまくらかされてた国王と、1111人の子供たちを救う。
・三蔵一行は通りすがりに人間の女を装う女妖怪に出会う。悟空が止めても、三蔵は一緒に連れて行くという。
…続いてしまうんです…。


◆9巻(第81回〜第90回まで) (09/01/31更新)
・地湧夫人vs悟空。李天王やナタも登場。いろいろごたごたあったがもちろん解決。
・滅法国で三蔵一行はたいへん暑苦しい目に遭う(笑)。悟空の機転で無事国を抜ける。
・南山大王vs三弟子。罠にかかって三蔵は攫われる。が、無事取り戻す。
・鳳仙郡で、悟空、雨乞いしてやる。実はよろしからぬ国王の行いで玉帝がご立腹なのだった。
→天界で正規の諸手続き(笑)、無事に雨を降らせてやることに成功。
・玉華州にて、三人の王子が三弟子に武術指南を受ける。これが巡り巡って妖怪を呼び寄せる羽目に。
→獅子一族&九霊元聖vs悟空、八戒、悟浄。しかしなんと悟空までもとっつかまる体たらく。
最後は解決するけど。…お、ところで今回のみ珍しくこの回で終わる。


◆10巻(第91回〜第100回まで)
やっとゴールが見えてきました。西遊記。
・油泥棒の正体は妖怪だった。ついでとばかりに一緒に攫われる三蔵。
三匹の犀の妖怪vs悟空。かなり手強く天兵の救援を呼ぶ。→解決!
・天竺国に入国。とある寺で気の毒な娘さんの話を聞く。妖怪出現の伏線。
・三蔵、公主の婿候補に選ばれてしまい大慌て。…が、この公主が実は妖怪で、悟空が撃退。本物は…。
・三蔵一行、強盗と間違われて刑罰に処される。→一晩耐え抜いたらあとは悟空がすぱっと解決。
さて!
・とうとう如来のもとへたどり着く三蔵たち。ご進物がないせいでwwちっと意地悪されるがお経を受け取る。
唐へのお帰りは楽々雲に乗り。
・三蔵が予め受けるべき八十一難の最後の一個が足りない、と途中で全員河に投げ落とされる。
→苦難終了。悟空は数えてたらしく、足りないのは知ってた。
・唐に戻って無事にお経を渡す。苦節14年の旅、凡胎を捨てた三蔵は改めて西天に戻る。
→おめでとう、悟空の頭の輪っかが消えた。そうして旅の仲間は仏や菩薩の仲間入りをしましたとさ。